かむろんのつぶやき

映画、ゲーム、本、旅行…好きなことを思うがままに語ります

舞台文豪ストレイドッグス…マチネ

文スト大阪公演2日目マチネ終了しました。

コミカルな太宰はアドリブどれだけ入れてるのか気になります。

1幕は敦が探偵社に入り太宰がさらわれるまで。2幕は事態が収束して鏡花が探偵社に入るまで。

2時間でよく収めたな、というのが第1の感想です。
細かいエピソードをばっさばっさと削り落としてかなりすっきりさせてます。
そこまで断捨離しなくても、というのが第2の感想です。
欲張りかもしれないですが、寄り道も必要だとおもうのです。
演出良くて見ている最中は気にならなかったのですが、太宰の前職の賭けのシーンは欲しかった。
探偵社仲良しほのぼのシーンが敦の「探偵社のみんなは大事な人達」という台詞に置き換えられてました。
入れたらごちゃつくのかなぁ。


異能力が入るシーンはかなり丁寧に作られてました。
特にラストの芥川の羅生門は黒布の演出がよかったです。美しいゆえに芥川のもつ負の感情が際立ってたように思います。
敦と芥川は両極なんですよね。白と黒。
改めて感じました。
芥川が絶望に落ちるほど敦の言葉が輝くんですよ。
持ってる孤独は同じだし根が純粋というところも同じなのに。
二人の関係がいい方に変わることを願ってるのですが。
どうなるのかこの先見守りたいと思います。