かむろんのつぶやき

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舞台文豪ストレイドッグス…ソワレ

まず前記事の訂正から。

第一幕は太宰がさらわれる前まで、でした。


大阪公演大楽だったためか、みなさんオーバーアクション。
アドリブに全力投球されてました。

マチネで全体観たので今回は細かいとこに気をつけて見ました。
表情の作り方、台詞まわし、アンサンブルのダンス、キャストの衣装etc.

表情は演技の中でも重要ですよね。ちゃんとオペラグラス持ってきてますのでチェックしました。
1幕2幕ともに1時間なので大体の動きと流れが頭に入ってて助かった。
お気に入りは
「2度目はなくってよ」の中也の満面の笑顔と
芥川が「やつがれに生きる意味をくれるか」の後の叫ぶとこです。
中也役の植田くんは20代役者の中でも推し役者さんなのであらゆるシーン凝視してました。
中也似合っててよかった。再度舞台化されたら続投を希望します。

台詞まわしは
鏡花ちゃんが「殺ししかできないと言われた。…違うと思う」の'違うと思う'をマチネからちょっと変えてきてて。
間がほんの少し長くなって、かつ、柔らかい言い方になってました。こっちの方が感情出てて好き。
乱歩はどの台詞もなりきってて、微笑ましく観てましたが、「昇給?出世?どちらもごめんだよ」はもっと冷たく吐き捨ててもよかったなーと。

アンサンブルの動きが凄くいいんですよ。
演出の中屋敷法仁さんはダンスを使って感情表現するのが上手い方で。
舞台ハイキュー!!もそうなんですけど、動きが台詞、みたいなとこがあるんです。
アンサンブルは台詞ありません。空気で、モブで、誰かの感情で、異能力で。ありとあらゆるものに変化していくんです。それを体の動きだけで表現していて、感服しました。